誰もいない美術倉庫室、努力型の秀才と型破りな天才の密やかな創作「放課後のサロメ」

「放課後のサロメ」1巻

星窪朱子「放課後のサロメ」1巻が、本日11月12日に発売された。

「放課後のサロメ」は大阪の芸術高校を舞台に描かれる、アートと青春の物語。実技入試トップの秀才・喜多蓮二は、口では「評価とか別に…気にしてないし」と言いつつも、周囲から一目置かれることに喜びを感じている。ある日そんな彼のクラスに、“本物の天才”林原ナオミがやってきた。型破りな創作スタイルと喜多さえ圧倒される画力、教師を唸らせる絵の知識を持つナオミは、一気にクラスの注目の的に。居場所を失うのではと内心焦る喜多に、ナオミは「放課後、絵描くん手伝ってくれへん?」と声をかける。2人は誰もいない美術倉庫室で、秘密の創作の時間を過ごすことになり……。同作は月刊アクション(双葉社)で連載中だ。